ベタープログラマを読んだ
ベタープログラマ ―優れたプログラマになるための38の考え方とテクニック
- 作者: Pete Goodliffe,柴田芳樹
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2017/12/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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自分のプログラマとしてのやっていきかたを見直すきっかけにとてもいいです。よかったです。
この本はいい意味で考えさせてくれる問いがすごく入ってます。
一人でウンウン考えているだけだと、自分を振り返るための質問を作ったりして、建設的に自分なりの答えを作っていくのがかなり難しいと思うので、この本の質問にはかなり救われました。
ちょっと抜粋
チャレンジを楽しむ、より
- あなたは、プログラミングに関して何に興奮しますか。今すぐに取り組みたいものとその理由を考えてみてください。
- 古びたコードを生み出すために給与をもらうことで幸せですか。あるいは、卓越した成果を生み出しているという理由で、給与をもらいたいですか。
- 賞賛を受けるために仕事を行っていますか。つまり、同僚やマネージャからの称賛を求めていますか。
- オープンソースのプロジェクトに取り組みたいですか。コードを共有することで、あなたは満たされますか。
- 新たな領域や新たな難解な問題に対する解法を提供する最初の人になりたいですか。
- 知的訓練といいう楽しみのために問題を解きますか。
- 特定の種類のプロジェクトで働きたいですか。つまり、ある種の技術があなたに適していますか。
- ある種の開発者たちと一緒に働き、彼らから学びたいですか。
- 起業家の視点でプロジェクトを見ますか。つまり、ある日、あなたを億万長者にすると思うものを追い求めていますか。
それぞれの質問の下に自分の回答を記述しながら読んでいくのがおすすめです。そして具体的に今日、明日から何しようか、というアイデアにつなげやすくなります。
あと、code kataという習慣についての言及が自分の中で超新鮮でした。
簡単な練習問題を毎日解いて、日々練習し、武道における「型」のようなものを習得しましょう。という考え方です。まあスポーツとかだと当たり前だと思うんですが、ソフトウェアエンジニア的な文脈でこういうことを話してる人はあまり見たことがなかったです。
katakodaというブラウザ上のLerning Platformもおそらくこのcode kataに影響を受けているんではないかと思われます。
そして提唱者は達人プログラマー著者の一人のDave Thomasさん。すごいです。自分なりにいいやり方を考えて、やっていこうと思いました。