日常的に脳死でもコードが書き始められるようにした
ベタープログラマでcode kataという習慣が紹介されていて、
何らか問題などの簡単なきっかけでコードを書く機会を自分に投げてみる
という考え方が刺さり、やり方をいろいろ試している。
なにが刺さったのかというと、この考え方を応用すればwrite code everyday的な習慣を簡単に導入出来そうというところ。
John Resig - Write Code Every Day
これなら自分のコードを書くまでの腰の重さを解決してくれるのでは。と思わせてくれた。
自分にとってコードを書く、というと
- 自分の解決したい問題を考えて
- ほかに同じ問題抱えている人がいるかリサーチして
- どんなソフトがいいかざっくりデザインして
- 実現可能な技術リサーチして
- 必要ならチュートリアル読んだりして
- どういうプロトタイプにするか決めて
- さあ、やっとコードを書くぞ
というあまりにも長いプロセスを頭の中に描いてしまっていた。
これだと、コードを書くよりもそれ以外の作業が重い・・・いやまあ使いたいソフトを作れたらそりゃあ楽しいんだろうけど、そこまで経験していないことも多いから、考えただけで面倒さが面倒でしょうがなくて、考えるのをやめてしまう。
というわけで、コードを気軽に書ける題材を見つけて、書けるだけ書いていき、どんどん腰の軽い状態を作っていこうというやり方をすれば解決できるんじゃないかとcode kataのコンセプトを見て思ったのだった。
実験第一弾として、積ん読になっていた本を題材に、そこに書いてあるコードを写経しつつ実行していくことにした。
オブジェクト指向設計実践ガイド ~Rubyでわかる 進化しつづける柔軟なアプリケーションの育て方
- 作者: Sandi Metz,?山泰基
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2016/09/02
- メディア: 大型本
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写経用のリポジトリもつくった。
また、Dockerさえインストールされていれば環境に悩まされず気軽にコードを実行出来るようにしたので、書き始めるまでの敷居がものすごく低くなった。最初だけコマンド調べるのに苦労したけど、最終的に超ラクになったのでDockerすばらしい・・・。勉強しといてよかった。
https://github.com/gorlemkun/poodr#getting-started
しかしこれ、コードを書いているというよりも書き写している感じなので、これは本当にコードを書いていると言えるのか?と自分を疑うこともあったけど、書き写しなおかげで敷居を低く出来ている気がするので、最初はこれでもいいかなという感じ。
やってみたらやってみたで、本を批判的に評価しながら読めるようになったりして、頭に残りやすくなった気がするし、なんだか仕事で開発しているシーンでも即座に効き始めてしまっているので、いい効果はあるんだと思う。それだけ時間がかかるので、あまり読み進められないけども。
もうちょっと慣れてきたら本来のcode kata的な頭を使う問題に移して行きたいというのと、なにか新しい技術のチュートリアルとか、技術の選択肢を広げる方向性のcode kataも並行してやろうかなと模索中・・・やりすぎはやりすぎで挫折しやすくなるので慎重に・・・。
ひとまずはよかったぽい。この流れが続くとうれしい。